1964-06-25 第46回国会 参議院 内閣委員会 第42号
したがって、今回の部を局にいたしますのも、やはり現在までの機構ではどうしても事務的に処理する場合にきわめて困難でございまして、これらほんとうに事務的な意味からいたしましても、新たに戦没者二百万を対象とする、生存者叙勲を開始するということですから、やはり現在の賞勲部はただ死没者を対象とした叙勲の機構でございましたが、端的に申しますと、やはり別に特別な必要はございませんが、事務量である。
したがって、今回の部を局にいたしますのも、やはり現在までの機構ではどうしても事務的に処理する場合にきわめて困難でございまして、これらほんとうに事務的な意味からいたしましても、新たに戦没者二百万を対象とする、生存者叙勲を開始するということですから、やはり現在の賞勲部はただ死没者を対象とした叙勲の機構でございましたが、端的に申しますと、やはり別に特別な必要はございませんが、事務量である。
次に、賞勲部の賞勲局への昇格について一、二お伺いしますが、今回生存者及び戦没者に対する叙勲が開始されて、それに伴う現在の賞勲部の事務量は非常に増大した。そういうただ事務量が増大ということだけで昇格させるということはちょっと理解できないのですが、ほんとうの意味は一体どこにあるのか、こういう点についてお伺いしたいと思います。
これは、私、賞勲部からもそのことをお聞きしておりまするし、また非常に特殊な方があって、その叙勲の証書にきれいな気持ちでお名前を書くことを専門で申し出られた奇特な方も伺っております。
それは全然いじらずに、賞勲部だけがここで局になる。しかも端的に申し上げて、宮澤長官やその他にはお気の毒だけれども、ほかの新しい局が犠牲にされてまで賞勲部が局になる。これは私は、意味がなかなか簡単ではないと思うんです。これは最初提案説明を聞いておりますと、それぞれみんな重要な意味があって、新しい局をつくろうとした、それはあったと思う。
○野田(武)政府委員 賞勲部を局に昇格することにつきまして、御審議を願っております。これは、ただ部を局にするという格を上げるというのが真意ではございませんで、すでに御承知のとおり、生存者の叙勲等について前に戦没者の叙勲を開始した。戦没者だけといたしましても二百万対象で事務をやるわけでございます。また、生存者も今度開始したのであります。
○茜ケ久保委員 総理府長官にお伺いしたいのでございますが、何か与野党の理事の諸君の非常な御努力で、だいぶ議事が進展しまして、きょうは大体議案が上がるような状態でございますが、上がるにしましても、やはり一応お尋ねすべき点はお尋ねしませんと、われわれとしても議員としての責任がございますので、以下若干お尋ねをするわけでございますが、特に賞勲部を賞勲局に昇格する問題について、私は質問したいと思います。
そこで、これは非常に大事な問題でございますけれども、賞勲部でいまそういう御判断をされているということになると、これはいいことであるというので、いままでの一応示されている基準を生存者にこれから次々と及ぼすことになれば、たとえば国会議員や公務員の場合に非常に優遇的な内規ができておったようでございますが、これが生存者に及ぶことになると、きっと私は批判が出ると思う。
現在私どもの賞勲部の職員は、部長以下自動車の運転手とか守衛を入れて四十六名で処理いたしております。しかも戦後十八年間は、主として死没者の叙勲並びに褒賞制度の運用であったわけでございます。
○受田委員 そこで、生存者叙勲の第一回が発表されたわけでございますが、それに対する反響を賞勲部としてどのように御判断されておられるか、概略でいいですから……。
○三枝政府委員 戦没者の叙勲につきましては、地元の要望があることは伺っておりますが、現在どの程度それが進んでおりますかどうかは、賞勲部のほうが担当でございまして、後ほど連絡をとりまして何でしたら別に御報告申し上げてもけっこうだと思いますが、私どものほうでは現在どうなっておるかは、いまのところ承知しておりません。
私いかにも率直に申し上げてたいへん恐縮でございますが、まあ実情はさようなものでありまして、局の新設というか、部が局に変わるのだと、こういうふうな、たとえば大蔵省で賞勲部が賞勲局になるというふうなものでございまして、またあとからきっと参ると思いますが、賞勲部が賞勲局になるのだと、要するに部局の新設でなくて、それの変わった、ただ名前が変わってくると、こういうふうにひとつおとりを願えないかと私は考えるのであります
それにしても、これはなかなか容易なことではございませんが、ひとつそのくらいの努力は法務大臣がなさって、その経済的な裏づけをなさったときの情熱を——これは別に経費は要らないのでございますから、賞勲部のことでございますが、社会党は、一般の勲章については反対ですけれども、藍綬褒章その他の褒賞については、別に社会党としても異論はございません。
○政府委員(岩倉規夫君) 戦没者の叙勲につきましては、本年度約二十万名を対象にいたしておりまして、その経費といたしましては、賞勲部のほうに八千万円、厚生省のほうに三千万円計上してございます。
○石橋委員 たくさんの人が集まって相談しても、公正な基準が必ずしも得られるとは限らないとおっしゃいますけれども、有能な人をたくさん集めてすら、そういう公正な、だれしもが納得するような基準ができないというならば、なおさらのこと賞勲部あたりの役人中心でやって、どうして公正な基準が得られますか。得られないですよ。
それはこの現在出ております法案が対象とする人員、それとその対象人員の中の、昔の階級でいいますと下士官、兵に対する将校の比率、これはせんだって参考人からは一応陳述がございましたけれども、賞勲部としての確かなところを伺っておきたいと思うのであります。
これらの年金をもらっておる方々は、賞勲部へ参りまして伺いましたら、年々千名近く死んでおるのであります。年ごとにこの死亡率は増加してまいると思いまするから、国家の政策上、もしこの法案が通るならば、なるべく生きておるうちにこれをいただきたい、あるいはみんなのわれわれ戦友にやっていただきたいと思うのであります。 重ねて申します。
○伊藤顕道君 この法案に関連して二、三お伺いしたいと思いますが、まず最初は、素朴な質問から始めたいと思いますので、発議者並びに総理府賞勲部、それぞれ該当の問題について懇切丁寧にお答えいただきたいと思います。 まずお伺いしますが、金鵄勲章はいつ創設されたのか、そしてどのような者に授与されたのか、まずこのことからお伺いします。
ただ、叙勲の基準でございますが、基準は、もちろん総理府の賞勲部を中心といたしまして、戦没者の叙勲のことがございますから、厚生省と連絡いたしまして、いま基準作成にかかっております。大体今週か来週あたりまでに事務的な基準の作成を終わりたいという考えでございますが、作業がなかなか——やはり対象といたしましては、いまお示ししたとおり、広く対象とする。
○岩倉政府委員 位階のほうは賞勲部の所管ではございませんけれども、便宜お答え申し上げます。生存者に対する叙位叙勲が二十一年の五月に、先ほど総務長官のお話のとおり停止になっておりまして、今回復活いたしますのは生存者の叙勲だけであります。したがいまして、叙位につきましては、二十一年五月の閣議決定がそのままでございまして、死残の際に贈られるということになっております。
野田さん、あなたの御所見から、この閣議決定に基づく基準の決定は栄典審議会のごときものを通じてやっておられるのか、あるいは賞勲部の内部でこそこそとやっておられるのか、いずれでございますか。
この基準決定は賞勲部でこそこそやっておるという——こそこそやっておりません。これは内閣が助言と承認の責任を持つ、そして天皇の国事行為でございますから、内閣は責任を持たなければなりません。したがって、やはり内閣が責任を持って公正な基準をつくらなければならぬ。
○野田政府委員 総理府の賞勲部を中心にいたしまして、そのどこにどうやっているかということは一々申し上げることはできませんが、われわれの常識的な範囲内でもってできるだけいろいろな資料を集めております。
これは、生存者及び戦没者に対する叙勲等に関する事務員の増加に備え、その円滑な処理を期するため、内閣総理大臣官房賞勲部の機構を改め、総理府に内部部局として賞勲局を設置しようとするものであります。 第三は、審議会等の設置及び改廃であります。
これは、生存者及び戦没者に対する叙勲等に関する事務量の増加に備え、その円滑な処理を期するため内閣総理大臣官房賞勲部の機構を改め、総理府に内部部局として賞勲局を設置しようとするものであります。 第三は、審議会等の設置及び改廃であります。
○保科委員 そうすると、性格は全然変わっていないという賞勲部の見解ですね。
○岩倉政府委員 さっきの賞勲部の本年度の勲章製造費は三百五十九万円でございまして、そのうちの文化勲章の分は、一個の単価が約一万円と存じますから、五個分の五万円、そういうことになります。 それから菊花章、これは戦後は皇太子殿下と正仁親王に賜ったのと、鳩山一郎さんがなくなられたときにだけ贈られております。菊花章と言われたのは大勲位菊花章のことと思いますが、その三個だけでございます。
まず賞勲部の方に承りますが、あなたの方で行なっておられまする賞勲行政、そのうち、どんな勲章がどんな目的でどういう人に渡されておるかということをまず最初に聞きたい。
それから最近変わりました賞勲部がおりました。そのほかには恩給局とかそれから皇宮警察の施設もこちらにあります。それから宮内庁の施設も散らばっています。それから運輸省の関係で、地震研究所があるとか、あの中にいろいろ建物があって、あのままではいけない。直接皇室に関係のないそういう建物はあそこの外に出る。